カラーグラフ
風土病の検査(2)—レプトスピラ病—凝集反応
小林 譲
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1九大・第1内科
pp.518-519
発行日 1970年6月15日
Published Date 1970/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542906799
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レプトスピラ病の確定診断は,病原レプトスピラの分離同定や血清反応によらねばならないが,病気の時期によって検査材料および検査方法が異なるので,これらの点を注意して検査を進めることがたいせつである.
わが国には,黄疸出血性レプトスピラ病の病原としてLeptospira icterohaemorrhagiae,秋季レプトスピラ病の病原としてL.autumnalis, L.hebdomadis, L.auastralis,イヌ型レプトスピラ病の病原としてL.canicolaがあり,沖縄ではL.pyrogenesやL.javanicaも見いだされている.
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