私のくふう
チール・ネルーゼン染色に濾紙を
橋本 嘉夫
1
1国立京都療養所中検
pp.565
発行日 1969年7月15日
Published Date 1969/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542906462
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結核菌(抗酸性菌)の染色にチール・ネルーゼン法がよく行なわれているが,5%石炭酸フクシンを用いて染色するさいに,フクシンが手の先や実験台などをよごして,きたなく感じさせる.また検鏡のさい標本にフクシンのかすが付着していて成績判定に時間がかかるなどのことがあるので,これらの幣害を取りのぞくため,濾紙法による染色を考案した.
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