1ページの知識 病理
組織の包埋
川井 一男
1
1国立大阪病院研究検査部
pp.329
発行日 1969年4月15日
Published Date 1969/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542906395
- 有料閲覧
- 文献概要
完全に脱水した組織片から,ただちに組織検査に適した薄い切片標本を作製するのは困難で,いったん組織片を均質な物質中に埋めてから薄切にするのが一般の方式である.この操作を包埋とよび,最も広く利用されるのがパラフィン包埋法であり,特殊な場合には,セロイジン包埋やセロイジン・パラフィン包埋も行なわれる.
Copyright © 1969, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.