技術解説
検量曲線の作り方
茂手木 皓喜
1
MOTEGI KOKI
1
1東大病院中央検査部生化学
pp.497-501
発行日 1963年7月15日
Published Date 1963/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542906135
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はじめに
検量曲線の意義とかその作製法は定量分析上のごく基本となるものであり,どの臨床検査の本にもその作り方を手にとるように説明しているが,正しい利用方法がまだ充分身についていないように見られるものもあり,何か新しいことをやらせるとさっぱり検量曲線の書き方がわからなかったりするものもみうけられるようである。また標準液と検体中の濃度関係など充分のみこめていないことも往々みうけられる。したがって復習という意味で,ここに検量曲線作製法とその注意について簡単にのべてみたい。
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