座談会
感光材料の扱い方と現像の仕方
宮本 五郎
1
,
田口 武雄
2
,
土屋 省吾
3
,
太田 邦夫
4
,
松村 義寛
5
,
松橋 直
6
,
高橋 昭三
7
,
樫田 良精
6
1東京写真短期大学
2小西六写真工業株式会社技術調査室
3東大附属病院中央手術部写真係
4東京医科歯科大学
5東京女子医科大学
6東京大学医学部
7東京大学医学部細菌学教室
pp.672-684
発行日 1958年11月15日
Published Date 1958/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542905522
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はじめに
樫田 今日は本当に暑いところを皆様お集り頂きまして有難うございました。夏の読物というわけで企画したのですが,いろいろの都合で繰越しになりまして11月号にのせることになりました。11月というのは写真では一般のアマチュアー等が非常に活躍する1年中の一つのピークだと思います。医学の領域でも写真の利用は,研究とか検査の際に非常に大事でありまして,これの扱い方をよく知つておけば,何か娯楽的な写真を撮る時にも勿論非常に役立つし,研究とか検査の時にもいろいろの利点があると思います。今日は写真の感光材料の扱い方と,それから現像の仕方,こういうような点に主眼をおいていろいろお話し合い願いたいと思います。最初に今日お出頂いた写真大学の宮本教授に総論的なお話をお願いし,次に小西六の田口さんと東大の写真係をやつている土屋さん,土屋さんは写真大学の卒業生ですが,いろんな面から質問なり,話合いをして頂きたいと思います。初めに宮本先生一つ。
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