Japanese
English
研究
血清骨型アルカリ性ホスファターゼ活性の電気泳動法によるアイソザイム分析とEIA法の比較―カドミウム環境汚染地域の尿細管障害例を対象として
Comparison of Determination of Bone Alkaline Phosphatase by Electrophoretic Method and EIA Method in Subjects with Cadmium :induced Renal Tubular Dysfunction
青島 恵子
1
,
樊 建軍
1
,
河西 由美子
1
,
加須屋 實
1
Keiko AOSHIMA
1
,
Jianjun FAN
1
,
Yumiko KAWANISHI
1
,
Minoru KASUYA
1
1富山医科薬科大学医学部公衆衛生学
1Department of Public Health, Faculty of Medicine, Toyama Medical & Pharmaceutical University
キーワード:
アルカリ性ホスファターゼ
,
骨型アルカリ性ホスファターゼ
,
骨代謝
,
カドミウム
,
尿細管障害
Keyword:
アルカリ性ホスファターゼ
,
骨型アルカリ性ホスファターゼ
,
骨代謝
,
カドミウム
,
尿細管障害
pp.1583-1586
発行日 2002年11月15日
Published Date 2002/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542905287
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カドミウム環境汚染地域の尿細管障害例(女性38人)において,血清総アルカリ性ホスファターゼ(総ALP)活性および電気泳動法による骨型アイソザイム分画より算用したALP3活性のいずれも,EIA法による骨型ALP活性との間に一次回帰式が成立し,骨型ALP定量値として評価し得た.ALP3分画率50%以上を呈した28例では回帰式の適合度はより上昇し,分画率を考慮することによって,より精度の高い予測が可能となった.
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