今月の主題 高血圧と臨床検査
合併症評価法
心機能と血管病変の評価
三ツ浪 健一
1
,
寺田 雅彦
1
Ken-ichi MITSUNAMI
1
,
Masahiko TERADA
1
1滋賀医科大学総合診療部
キーワード:
Doppler心エコー法
,
心筋MRスペクトロスコピー
,
頸動脈エコー法
Keyword:
Doppler心エコー法
,
心筋MRスペクトロスコピー
,
頸動脈エコー法
pp.666-670
発行日 1999年6月15日
Published Date 1999/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542904100
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高血圧症の治療の目的は合併症の予防にあり,合併症を早期に正確に評価できることが適切な降圧療法につながる.心機能および血管病変に関する合併症を評価する非侵襲的な方法として,左室肥大には心エコー法およびMRI,左室機能低下にはDoppler法を含む心エコー法,心筋虚血には心筋シンチグラフィおよび心筋31P MRS,大動脈瘤および大動脈解離には造影CT,そして頸動脈の粥状硬化の評価には頸動脈エコー法が有用である.
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