学会だより 第7回国際小児検査医学会議
南欧の輝く太陽の下で国際交流・意見交換
戸谷 誠之
1
1国立健康・栄養研究所母子健康・栄養部
pp.360-361
発行日 1999年3月15日
Published Date 1999/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542904036
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国際小児検査医学学会の主催による第7回国際小児検査医学会議(7th ICPLM)はリスボン(ポルトガル)郊外の海浜リゾート地,エストリルで1998年9月30日から10月4日の会期で開催された.
この会議については,既に本誌既刊号1)でも紹介してきたが,米国立小児病院(ワシントンDC)の臨床検査部部長Jocelyn M Hicks博士の提案により世界各国の関係者が集まり1980年にエルサレム(イスラエル)で第1回会議が行われて以来,3年ごとの開催で今回の会議を迎えるに至っている.会議の内容はその名称からも明らかであるが,小児領域を対象とする臨床検査医学,特に先天代謝異常症発見に関する諸検査と日常的な病態識別のための検査に関する国際的な情報・研究交流を目的とする学術集会であり,筆者は第2回会議から連続して出席している数少ないメンバーの1人である.
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