Japanese
English
研究
病理検査室における溶媒再生に関する基礎的検討
Reclaim Xylol and Ethanol from Pathology Laboratory Waste Fluid Using a Distiller Varisol
中村 圭吾
1
,
八木 健一
1
,
西村 千枝子
1
,
谷口 恵美子
1
,
横井 豊治
1
,
覚道 健一
1
Keigo NAKAMURA
1
,
Kenichi YAGI
1
,
Chieko NISHIMURA
1
,
Emiko TANIGUCHI
1
,
Toyoharu YOKOI
1
,
Kenichi KAKUDO
1
1和歌山県立医科大学第二病理学教室
1The Second Department of Pathology, Wakayama Medical College
キーワード:
有機溶媒
,
廃液
,
キシレン
,
アルコール
,
蒸留器
Keyword:
有機溶媒
,
廃液
,
キシレン
,
アルコール
,
蒸留器
pp.1219-1222
発行日 1996年10月15日
Published Date 1996/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542903059
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病理検査室では,何種類かの有機溶媒廃液を排出している.筆者らはアルコール廃液とキシレン廃液の2種類について,市販の溶媒蒸留装置を用い,実用性について検討したので報告する.パラフィン,アルコールの混入したキシレン廃液から,高純度のキシレンを回収できた.しかし,キシレンの混入したアルコールからアルコールの分離精製は,キシレンの混入を防ぐことができなかった.蒸留残渣としてのパラフィンや色素成分は,固形物として処分することができた.
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