印象記 第2回国際緊急保健医療援助研修
第2回国際緊急保健医療援助研修に参加して
山田 誠一
1
1東京医科歯科大学医動物学教室
pp.1186-1190
発行日 1996年10月15日
Published Date 1996/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542903049
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研修の概要
国際緊急保健医療援助研修は国内研修と海外研修からなり約4週間の日程で行われた.1996年2月16日に国立国際医療センターに集合し,午前11時の開会式をもって始まった.3月16日からの海外研修ではコスタリカ・バルバドス・ハイチのカリブ海の国々を周り,PAHO (pan american health organization),コスタリカ厚生省,赤十字,診療所,病院,サナトリウム,学校,保健施設などを訪問した.マイアミとシアトルを経由して成田に戻ったときには,これでやっと日常生活に戻れると実感し,ほっとした.
研修は国内研修と海外研修がそれぞれ2週間で,私の専門の医動物学とは少し遠い内容であったが,大学にいては体験できない非常に有意義な経験を積ませてもらった.この研修により自分の世界が広がったという実感がもてた.現在は今後この研修の経験をどういうふうに活かすか思案しているところである.
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