今月の主題 脱中央化検査技術
脱中央化検査法の種類と特微
連続血糖測定装置
菊地 眞
1
Makoto KIKUCHI
1
1防衛医科大学校医用電子工学講座
キーワード:
連続血糖測定
,
吸引浸出液
,
ISFET型バイオセンサ
,
グルコースセンサ
Keyword:
連続血糖測定
,
吸引浸出液
,
ISFET型バイオセンサ
,
グルコースセンサ
pp.894-897
発行日 1995年8月15日
Published Date 1995/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542902561
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
生化学検査は,血液をサンプルとして行われることがほとんどで,採血に伴う患者の苦痛,感染の危険性のほかに,連続的(または断続的)に長時間モニタリングすることが困難である.本連続血糖測定装置は,経皮的に長時間血糖値をモニタすることを目的にして開発されたもので,角質除去後の皮膚を弱い陰圧で吸引して超微量のSEF (吸引浸出液)を微侵襲的に採取し,これを血液代替サンプルとして用いて,ISFET (イオン感応性電界効果トランジスタ)型グルコースセンサで血糖値変化を計測する.〔臨床検査39:894-897,1995〕
Copyright © 1995, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.