Japanese
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研究
パワースペクトル解析法による心拍ゆらぎの加齢性変化
Effect of Aging upon Heart Beat Fluctuation Used Power Spectral Analysis Method
阪本 實男
1
,
山田 直美
2
,
田中 克往
1
Jitsuo SAKAMOTO
1
,
Naomi YAMADA
2
,
Katsuyuki TANAKA
1
1大阪府立成人病センター脳神経科
2住友病院臨床検査部
1Department of Neurology, The Center for Adult Diseases
2Department of Laboratory, Sumitomo Hospital
キーワード：
心拍変動
,
自律神経
,
加齢
,
パワースペクトル解析
,
スペクトル勾配
Keyword:
心拍変動
,
自律神経
,
加齢
,
パワースペクトル解析
,
スペクトル勾配
pp.727-731
発行日 1995年6月15日
Published Date 1995/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542902518
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心拍ゆらぎをパワースペクトル解析し，各周波数成分の加齢性変化を検討した．交感，副交感の両神経系活動を反映しているとみなされるLFとパワースペクトルの平均，副交感神経系活動を表すHF，体液性交感神経系活動との関連性を示唆されているVLFなどは加齢で減少した．LF／HFは交感神経系，パワースペクトルの回帰直線の勾配は交感，副交感の両神経系の各活動を評価する規格化した指標に利用できる可能性を示した．
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