学会だより 第34回日本臨床化学会年会
基礎・臨床・技術とその実践
桑 克彦
1
1筑波大学医療技術短期大学部衛生技術学科
pp.494
発行日 1995年4月15日
Published Date 1995/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542902456
- 有料閲覧
- 文献概要
第34回日本臨床化学会年会が,1994年11月4,5日の両日東京・日本都市センターで大久保昭行年会長(東京大学医学部臨床検査医学教授)のもとに開催された,日本臨床化学会(JSCC)はIFCC (国際臨床化学会:世界53か国参加)の日本の加盟団体であり,その活躍は標準化の作業などを通して国内外に現れてきている.しかし臨床検査室の現場にまでは深く浸透していないので,一般の技師には少し遠い存在でもある.
臨床検査は検体検査,病理学的検査,生体検査に大別される.このうち検体検査の領域が臨床化学になる.したがって,生化学,一般,免疫・血清,血液・凝固,微生物の領域が含まれるので,実際は多彩な内容を持っている.
Copyright © 1995, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.