今月の主題 胃・十二指腸疾患と検査
話題
電子内視鏡検査
吉田 茂昭
1
,
大山 永昭
2
Shigeaki YOSHIDA
1
,
Nagaaki OHYAMA
2
1国立がんセンター東病院内科
2東京工業大学工学部像情報学施設
キーワード:
電子内視鏡
,
測色
,
定量診断
,
立体計測
Keyword:
電子内視鏡
,
測色
,
定量診断
,
立体計測
pp.1190-1191
発行日 1994年10月15日
Published Date 1994/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542902143
- 有料閲覧
- 文献概要
1.はじめに
1984年,米国Welch-Allyn杜がCCD (char-ged coupled device)を内蔵した電子内視鏡(商品名:Video Endoscope)を開発し,内視鏡は現在第二の技術革新の時代を迎えている.この電子内視鏡は従来のファイバースコープに比して画期的な性能を有しており,本稿ではその具体的な可能性について筆者らの成績を中心に紹介したい.なお,電子内視鏡の名称はCCDなどの小型イメージセンサーを応用した内視鏡の総称であり,Classennが種々の商品名から独立した名称として提唱したelectronic endoscopeに対応した邦訳である.
Copyright © 1994, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.