質疑応答
免疫血清 梅毒検査の組み合わせ
水岡 慶二
1
,
K生
1東大中検
pp.823-825
発行日 1981年7月15日
Published Date 1981/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542911296
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〔問〕近ごろ緒方法は敬遠されているようですが,一方補体結合反応を理解するうえでは教材用として用いられているようです.そこで,抗体産生曲線では感染初期はIgM抗体,回復期にはIgG抗体が大半を占めるので溶血反応にはIgG抗体が,凝集反応にはIgM抗体が関与することを考えると,凝集法では初期の抗体しか捕らえることができないように思います.今後梅毒検査のスクリーニングとして凝集法,ガラス板法,確認法としてTPHA法,FTA-ABS法というシステムで良いのでしょうか.
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