Japanese
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資料
アデノシンデアミナーゼ活性測定のための新しい方法の開発
A Novel Method for the Determination of Adenosine Deaminase Activity
浅野 茂樹
1
,
後藤 寛
2
,
尾崎 幸男
3
,
中 恵一
4
,
下條 信雄
4
Sigeki ASANO
1
,
Hiroshi GOTO
2
,
Yukio OZAKI
3
,
Keiichi NAKA
4
,
Nobuo SHIMOJO
4
1東洋紡(株)敦賀バイオ研究所
2(株)ニッショー・ニプロ総合研究所
3大阪市立大学医学部附属病院中央検査部
4大阪市立大学医学部臨床検査医学教室
1Tsuruga Bio-Research Laboratories
2Nissho-Nipro Research and Development Laboratory
3Department of Central Laboratory, Osaka City University Hospital
4Department of Laboratory Medicine, Osaka City University Medical School
キーワード:
アデノシンデアミナーゼ
,
キサンチンオキシダーゼ
,
プリンヌクレオチドホスホリラーゼ
Keyword:
アデノシンデアミナーゼ
,
キサンチンオキシダーゼ
,
プリンヌクレオチドホスホリラーゼ
pp.1283-1288
発行日 1993年11月15日
Published Date 1993/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901817
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アデノシンを基質とするADA活性測定法で,生成するイノシンをヒポキサンチンに,さらにキサンチンオキシダーゼを用いて過酸化水素系に誘導し,発色させる方法を開発した.キノン色素を生成する本法は,従来法のNADH⇔NAD反応による検出系より高感度で再現性も優れていた.自動分析装置による日常検査法として本法は有用性の高いものであることを確認できた.
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