技術解説
直示天秤の使い方
奥村 明
1
1大阪大学医学部大学院中央研究室
pp.601-607
発行日 1962年9月15日
Published Date 1962/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542906010
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昨今,どこの検査室でも,直示天秤(直視あるいは直読とも呼ばれている)といわれている非常に能率的で正確な天秤がよく見受けられるようになって来ました。一口に直示天秤といいましても定感量型のものと等比型のものとがあって,その上それぞれの目的に応じたいくつかの種類があります。前者の定感量式のものは島津あるいはスイスのメトラー等がそれであって,後者の等比式のものでは稲葉,ドイツのザルトリウス等がそれであります。
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