器械の使い方
直示天びん
石井 暢
1
1昭和大臨床病理
pp.986-988
発行日 1966年7月10日
Published Date 1966/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402201386
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種々の物質を"ひよう量"することはすべての実験の基礎になる,試薬の調製,標準物質のひよう量,計算器の検定すべて天びんが使用されないことはない。
最近種々の物理的検定手段をもちいて分析し測定する方法が開発されるにいたり,天びんの使用頻度は多少減少しているとはいいながら,なお物質のひよう量ということは一般的な実験の基礎をなしている。したがつて天びんの使用をまつたくさけることはできないし,またこれを正しくかつ能率的にもちいることは,実験能率を高めるとともに,その精度を維持するうえにきわめて重要な因子と考えられる。
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