特集 アレルギーと自己免疫
III.自己免疫疾患
2.自己免疫疾患の検査
5)自己抗体
(26)抗GBM抗体
大井 洋之
1
Hiroyuki OHI
1
1日本大学医学部第2内科
pp.243-245
発行日 1991年11月30日
Published Date 1991/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542900864
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
抗糸球体基底膜抗体(anti-glomerular basementmembrane antibody;抗GBM抗体)と疾患との関係で種々の検討が行われているものとして腎炎,類天疱瘡,移植腎があげられる.ここでは主に病態,診断,治療において検出が試みられている腎炎について記述する.検出法のほとんどは,皮膚の基底膜を抗原とする類天疱瘡においても同様である.
Copyright © 1991, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.