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Reed-Stern-berg巨細胞を巡って
難波 紘二
1
,
青木 潤
2
1広島大学総合科学部
2県共済病院臨床病理科
キーワード:
Reed-Sternberg巨細胞
,
ホジキン病
Keyword:
Reed-Sternberg巨細胞
,
ホジキン病
pp.657-658
発行日 1991年6月15日
Published Date 1991/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542900626
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ホジキン病に侵された組織内に出現する特徴的な多核巨細胞をReed-Sternberg巨細胞と言う.最近ではRS細胞と省略することも多い.
ホジキン病は1832年に英国の病理学者Thomas Hodgkinにより初めて記載された.当時はまだ病理組織学が発達していなかったので,彼の7例の報告はリンパ節と脾臓を選択的に侵す特異な悪性疾患というものであった.
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