今月の主題 細胞接着因子
技術解説
p150/95
倉辻 忠俊
1
Tadatoshi KURATSUJI
1
1国立小児病院小児医療研究センター炎症研究室
キーワード:
細胞接着因子
,
p150/95
,
白血球
,
貪食
,
走化能
Keyword:
細胞接着因子
,
p150/95
,
白血球
,
貪食
,
走化能
pp.1750-1754
発行日 1990年12月15日
Published Date 1990/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542900429
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接着は細胞の分化増殖,器官組織の発生誘導など生物にとって重要な現象である.近年,免疫・炎症の分野においても次々と新しい接着因子が発見され,機能発現との関連が明らかにされつつある.白血球の接着因子はCD11/CD18(Leu-CAM)が精製分離され,現在3種類存在することがわかっている.ここではCD11c/CD18と命名されているp150/95の測定法と意義について述べる.
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