Japanese
English
資料
抗Jo-1抗体検出の問題点
Screening for Anti Jo-1Antibody in Sera From Patients With Collagen Diseases
長野 百合子
1
,
塩谷 節子
1
,
大久保 滋夫
1
,
三上 恵世
1
,
豊田 幸子
1
,
滝田 聖子
1
,
小室 貴子
1
,
吉野谷 定美
1
,
大久保 昭行
1
Yuriko Nagano
1
,
Setsuko Shioya
1
,
Sigeo Ohkubo
1
,
Yasuyo Mikami
1
,
Sachiko Toyoda
1
,
Seiko TAKITA
1
,
Takako KOMURO
1
,
Sadayoshi Yoshinoya
1
,
Akiyuki Ohkubo
1
1東京大学医学部附属病院検査部
1Department of Laboratory Medicine, Faculty of Medicine, University of Tokyo
キーワード:
抗Jo-1抗体
,
多発性筋炎
,
皮膚筋炎
,
膠原病
,
自己抗体
Keyword:
抗Jo-1抗体
,
多発性筋炎
,
皮膚筋炎
,
膠原病
,
自己抗体
pp.754-758
発行日 1990年6月15日
Published Date 1990/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542900192
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多発性筋炎,皮膚筋炎の診断に欠かせない抗Jo-1抗体の検出について検討した.HEp-2細胞による蛍光抗体間接法では,抗Jo-1抗体陽性血清は大別して3通りのパターンをもっており,細胞質染色のみのもの,細胞質と核染色の両者をもつもの,細胞質は染らずhomogeneous,speckled,nucleolar型核染色のものがみられた.これらの血清は,寒天ゲル内免疫拡散法では,同一の抗Jo-1抗体陽性として検出され,それ故抗Jo-1抗体は蛍光染色でみる染色パターンの一定の型に対応しないと考えられた.
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