質疑応答 臨床化学
フルクトサミンの標準液と測定値
平塚 孝一
,
中 恵一
1
1大阪市立大学臨床検査医学
キーワード:
フルクトサミン
,
糖化アルブミン
,
1-デオキシ-1-モルホリノ-D-フルクトース
Keyword:
フルクトサミン
,
糖化アルブミン
,
1-デオキシ-1-モルホリノ-D-フルクトース
pp.493-494
発行日 1990年4月15日
Published Date 1990/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542900125
- 有料閲覧
- 文献概要
〔問〕 フルクトサミンの標準液は,4%ヒトアルブミン溶液にDMFを各mmol/lになるように溶解し,530nmの波長で10分から15分に変化した吸光度から4%アルブミンの示す吸光変化を差し引いた吸光度でキャリブレーションするのがJ. R. Baker(Clin, Chim. Acta, 127, 87~95, 1982)の方法だと思います.実験したところ,市販試薬添付の標準血清はアルブミンの吸光度を差し引いていないように思われますが,この辺の定義をご教示ください.
Copyright © 1990, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.