Japanese
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資料
カラムを用いた酵素法による血中ポリアミン測定キットの基礎的検討
Determination of Total Blood Polyamines by a Kit Using an Enzymatic Method
鈴木 久美子
1
,
眞重 文子
1
,
花 博一
1
,
大久保 滋夫
1
,
亀井 幸子
1
,
大久保 昭行
1
Kumiko SUZUKI
1
,
Fumiko MASHIGE
1
,
Hirokazu HANA
1
,
Shigeo OHKUBO
1
,
Sachiko KAMEI
1
,
Akiyuki OHKUBO
1
1東京大学医学部附属病院検査部
1Clinical Laboratory of Tokyo University Hospital
キーワード:
ポリアミン
,
腫瘍マーカー
,
酵素法
,
プトレッシンオキシダーゼ
,
ポリアミンオキシダーゼ
Keyword:
ポリアミン
,
腫瘍マーカー
,
酵素法
,
プトレッシンオキシダーゼ
,
ポリアミンオキシダーゼ
pp.485-488
発行日 1990年4月15日
Published Date 1990/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542900122
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抽出カラムを用いた酵素法による血中ポリアミン測定用キットが開発された.本キットは,カラムを用いて血液から抽出したポリアミンに,プトレッシンオキシダーゼおよびカラスムギ由来のポリアミンオキシダーゼを同時に作用させ,生じる過酸化水素を赤色キノンとして比色定量する方法である.今回,本法の基礎的検討を行ったところ,測定精度,回収試験,従来法との相関とも良好な結果を得た.また抽出にカラムを用いて行うため,共存物質の影響も認められず,本法が血中ポリアミン測定法として優れた方法であることが確認された.
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