特集 低酸素に打ち克つ
Ⅳ.低酸素に対する対処法—適応疾患と対処の実際
持続陽圧呼吸(CPAP)療法
中野 博
1
,
古川 智一
1
1国立病院機構福岡病院睡眠センター
キーワード:
持続陽圧呼吸療法
,
CPAP療法
,
閉塞性睡眠時無呼吸
,
中枢性睡眠時無呼吸
,
圧設定
Keyword:
持続陽圧呼吸療法
,
CPAP療法
,
閉塞性睡眠時無呼吸
,
中枢性睡眠時無呼吸
,
圧設定
pp.452-458
発行日 2024年8月1日
Published Date 2024/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1437200766
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POINT
●CPAPは上気道虚脱の防止と呼気終末肺気量増大により睡眠時無呼吸に奏効する.
●主な適応は閉塞性無呼吸であるが,心不全に伴う中枢性無呼吸でも有効であることがある.
●固定圧モードを基本とし,必要に応じ自動圧モードを用いるが,自動圧モードの過信は禁物である.
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