Japanese
English
今月の特集 こどもと臨床検査
—総論—こどもの臨床検査で留意すること
Points of attention in pediatric laboratory medicine
安戸 裕貴
1
,
大西 宏明
1
1杏林大学臨床検査医学教室
キーワード:
小児医療
,
こどもの特性
,
臨床検査
,
静脈採血
,
生理機能検査
Keyword:
小児医療
,
こどもの特性
,
臨床検査
,
静脈採血
,
生理機能検査
pp.226-230
発行日 2024年3月15日
Published Date 2024/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542203537
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Point
●小児医療においては,成長過程の児に対する精神面や身体面の影響を考慮し,成長段階に応じた本人・家族とのかかわりなど,こどもの特性に配慮した対応が求められる.
●こどもにとって検査は,恐怖を伴い,苦痛が生じることから,こどもの臨床検査は,必要最小限の範囲で施行するべきであることを心掛ける.
●検査を施行するときは,こどもの苦痛や恐怖を可能な限り取り除き,保護者の気持ちにも配慮して良好な関係を築くことにより,こどもがその後の検査も継続的に受けやすくなるようにする.
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