Japanese
English
今月の特集 検査機器・試薬の工夫—ぎりぎり教えて,メーカーさん
酵素(化学発光)免疫測定法
酵素(化学発光)免疫測定法における工夫—新世代イムノアッセイを目指して
Ingenuity in enzyme (chemiluminescence) immunoassay: toward a next generation of immunoassay
小島 哲
1
,
北村 由之
1
1富士レビオ株式会社 研究開発本部
キーワード:
抗メタタイプ抗体
,
サンドイッチアッセイ
,
前処理総抗原測定法
,
iTACT法
Keyword:
抗メタタイプ抗体
,
サンドイッチアッセイ
,
前処理総抗原測定法
,
iTACT法
pp.135-140
発行日 2023年2月15日
Published Date 2023/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542203228
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
Point
●低分子化合物のイムノアッセイは1抗体を使用した競合法によって設計されることが一般的であり,複数抗体を使用したサンドイッチアッセイに対して,感度,再現性,交差反応性,測定範囲の性能に制限が生じる.
●抗原抗体複合体を認識する抗メタタイプ抗体を樹立・使用することによって,低分子化合物に対するサンドイッチアッセイを設計することができる.
●検体に適切な前処理を自動で行う前処理総抗原測定法を適用することによって,測定対象を効率的に抽出し,測定対象物質を選択的かつ確実に測定することができる.
Copyright © 2023, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.