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今月の特集 検査機器・試薬の工夫—ぎりぎり教えて,メーカーさん
酵素(化学発光)免疫測定法
酵素(化学発光)免疫測定法とのつき合い方—その限界と新たな技術
How to deal with enzyme (chemiluminescence) immunoassay: its limitations and new technologies
宇佐美 陽子
1
1信州大学医学部附属病院臨床検査部
キーワード:
低分子物質測定
,
自己抗体による干渉
,
競合法
,
B/F分離
Keyword:
低分子物質測定
,
自己抗体による干渉
,
競合法
,
B/F分離
pp.141-145
発行日 2023年2月15日
Published Date 2023/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542203229
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Point
●酵素(化学発光)免疫測定法は抗原抗体反応を利用しているため,低分子物質の測定には限界がある.また,非特異反応による偽値を完全に回避するのは不可能であるという欠点がある.
●抗メタタイプ抗体は低分子物質測定のこれまでの限界を突破するものである.従来まで競合法でしか測定できなかった低分子物質のサンドイッチ法での測定を可能にする新しい技術である.
●前処理総抗原測定法の開発によって,これまで回避できなかった共存物質の測定値への干渉の回避が可能になっている.
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