Japanese
English
今月の特集1 やっぱり大事なCRP
膠原病におけるCRP
CRP in connective tissue disease
金子 祐子
1
1慶應義塾大学病院リウマチ・膠原病内科
キーワード:
膠原病
,
C反応性蛋白質
,
CRP
,
関節リウマチ
,
全身性エリテマトーデス
,
インターロイキン-6阻害薬
,
IL-6阻害薬
Keyword:
膠原病
,
C反応性蛋白質
,
CRP
,
関節リウマチ
,
全身性エリテマトーデス
,
インターロイキン-6阻害薬
,
IL-6阻害薬
pp.952-957
発行日 2020年9月15日
Published Date 2020/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542202454
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Point
●C反応性蛋白質(CRP)は,自己免疫・炎症性疾患であるリウマチ・膠原病の診断・治療に有用な炎症マーカーである.
●リウマチ・膠原病のなかでも,疾患によってCRP上昇程度はさまざまである.
●CRP高値の際には,他の疾患バイオマーカーや身体所見を組み合わせて,疾患活動性か感染症かなどの総合的判断を行う.
●インターロイキン(IL)-6阻害薬使用時には,状態にかかわらずCRPはほぼゼロとなるため,留意が必要である.
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