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今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
免疫チェックポイント阻害薬の機序と適応
Cancer immunotherapy, immune checkpoint inhibitor, combination immunotherapy
北野 滋久
1
1がん研究会有明病院先端医療開発センターがん免疫治療開発部
キーワード:
がん免疫療法
,
免疫チェックポイント阻害薬
,
複合がん免疫療法(併用療法)
Keyword:
がん免疫療法
,
免疫チェックポイント阻害薬
,
複合がん免疫療法(併用療法)
pp.11-19
発行日 2020年1月15日
Published Date 2020/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542202241
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Point
●近年,複数のがん腫に免疫チェックポイント阻害薬の適応拡大が進んでいる.
●承認されているほとんどのがん腫において,単独療法での奏効割合は15〜40%程度にとどまる.
●免疫チェックポイント阻害薬の耐性機序が明らかになってきている.
●現在,治療成績の向上を目指して,免疫チェックポイント阻害薬を含む複合がん免疫療法(併用療法)の開発が進行中である.
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