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あとがき
河合 昭人
pp.680
発行日 2019年5月15日
Published Date 2019/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542202041
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2019年5月は歴史的な月となります.
今月から新元号が始まりました.本稿を執筆している時点ではどのような元号になるかはもちろんわかっていません.元号がどのようになったか,今からドキドキしています.今までの元号の数は247あり,新元号は248番目だそうです.その元号ですが,自由に決めることはできません.国民の理想としてふさわしいような意味をもつものであること,2文字であることなど厳格なルールがあり,それに従っていないと,元号とすることができないため,作成に難渋することは容易に想像できます.調べてみると,元号を使用した長い歴史のなかで,一番多く使われていた文字は“永”でした.私は,“永”という字を見ただけで,よい意味だと感じます.激動の平成時代から安定した時代を想像する意味でも,“安”という文字を使ってみたいという気持ちになります.したがって,新元号を“永安”,“安永”と想像してみました.正解は5月にはもうわかっていますが,どんな元号となっていようと,国民の理想としてふさわしいものであることは間違いないでしょう.
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