Japanese
English
今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない
大動脈:後腹膜線維症
Retroperitoneal fibrosis
内村 智也
1
1東邦大学医療センター大森病院臨床生理機能検査部超音波室
キーワード:
後腹膜線維症
,
RF
,
免疫グロブリンG4関連疾患
,
IgG4関連疾患
,
マントルサイン
,
炎症性腹部大動脈瘤
,
ステロイド療法
Keyword:
後腹膜線維症
,
RF
,
免疫グロブリンG4関連疾患
,
IgG4関連疾患
,
マントルサイン
,
炎症性腹部大動脈瘤
,
ステロイド療法
pp.244-248
発行日 2019年3月15日
Published Date 2019/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542201900
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Point
●腹部大動脈周囲の肥厚像は,炎症細胞浸潤と線維化を示唆する.
●後腹膜線維症(RF)は,水腎症や尿管拡張を伴っていることが多い.
●腹部大動脈瘤を伴っているかいないかで,RFか炎症性腹部大動脈瘤かの診断が変わる.
●高安動脈炎との鑑別のため,外膜と周囲組織の肥厚か,内中膜および外膜も含めた壁全層の肥厚かを観察する.
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