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増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ
2章 臨床感染症に関するガイドライン
尿路感染症
急性非複雑性尿路感染症(2010年,IDSA)
International clinical practice guidelines for the treatment of acute uncomplicated cystitis and pyelonephritis in women
森岡 慎一郎
1
1国立国際医療研究センター国際感染症センター
pp.1216-1220
発行日 2018年10月15日
Published Date 2018/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542201756
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POINT
●単純性膀胱炎や腎盂腎炎の原因微生物の多くは大腸菌であり,経験的抗菌薬治療を考えるにあたり,地域ごとの大腸菌の感受性パターンを考慮することが大切である.
●近年,腸内細菌群の抗菌薬耐性傾向が進んでおり,このような抗菌薬耐性に関する継続的なモニタリングが重要である.
●国内外で承認されている抗菌薬の種類,成分量,塩の種類に差異がみられることがあり,注意を要する.
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