Japanese
English
セミナー 泌尿器科領域における重症・難治性感染症とその対策 6
尿路カテーテル留置複雑性尿路感染症の対策
Management for catheter associated urinary tract infection
浪間 孝重
1
,
川崎 芳英
1
,
大沼 徹太郎
1
Takashige Namima
1
,
Yoshihide Kawasaki
1
,
Tetsutaro Onuma
1
1東北労災病院泌尿器科
キーワード:
尿路カテーテル
,
尿路感染症
,
院内感染
Keyword:
尿路カテーテル
,
尿路感染症
,
院内感染
pp.1025-1030
発行日 2005年12月20日
Published Date 2005/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413100431
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
要約:尿路カテーテル留置複雑性尿路感染症(CAUTI)の疫学,発生機序,診断基準,治療指針,感染制御について概説した。CAUTIは院内感染の40%を占め,発生には尿流途絶,上皮損傷,バイオフィルムが深く関与している。有症状の症候性尿路感染症では積極的な抗菌化学療法の適応であるが,無症候性細菌尿では尿路カテーテルの取り扱いを熟知したうえでの院内交差感染対策が重要である。
Copyright © 2005, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.