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増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ
2章 臨床感染症に関するガイドライン
消化器感染症
B型肝炎(2017年,EASL)
Clinical practice guidelines on the management of hepatitis b virus infection
山本 修平
1
,
伊東 直哉
1
1静岡県立静岡がんセンター感染症内科
pp.1190-1195
発行日 2018年10月15日
Published Date 2018/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542201752
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POINT
●慢性肝炎や肝硬変をきたしている場合は積極的に治療を行い,非代償性肝硬変への進展,肝細胞癌の発症を抑制する.
●治療は核酸アナログ製剤(NA)が中心となり,耐性の生じにくいエンテカビル(ETV),テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩(TDF),テノホビル アラフェナミド(TAF)のいずれかを用いる.
●治療有効例でも肝細胞癌の定期フォロー継続を要する場合が多い.
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