Japanese
English
増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ
2章 臨床感染症に関するガイドライン
気道感染症
急性下気道感染症（2011年，ERS/ESCMID）
Guidelines for the management of adult lower respiratory tract infections
彦根 麻由
1
1東京都立墨東病院救命救急センター
pp.1172-1177
発行日 2018年10月15日
Published Date 2018/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542201749
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
POINT
●プライマリ・ケアでは，他の呼吸器症状をきたす疾患との鑑別診断を進めるとともに，重症度評価を行い，外来治療または病院への紹介を検討する．
●入院診療では予後予測に基づいた重症度評価を行い，一般病棟，集中治療室での治療を検討する．
●患者背景や併存疾患，地域のアンチバイオグラムなどに基づいて初期治療薬を選択し，原因微生物が判明した際にはde-escalationを行う．
●治療効果判定は，体温，呼吸状態，循環動態などの臨床症状に基づいて判断する．
Copyright © 2018, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.
