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増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ
2章 臨床感染症に関するガイドライン
気道感染症
下気道感染症(2012年,ERS/ESCMID)
Guidelines for the management of acute sore throat
太田 雅之
1
1国立国際医療研究センター病院国際感染症センター
pp.1166-1171
発行日 2018年10月15日
Published Date 2018/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542201748
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POINT
●合併症のない咽頭炎は多くの場合ウイルス性である.
●細菌性咽頭炎の主な起因菌はA群溶連菌であり,centor score,迅速診断キット(RAT)を有効利用すべきである.
●咽頭培養は迅速検査の結果によらず,推奨されない.
●細菌性咽頭炎の可能性が高い場合はペニシリンV 10日間での治療が検討されるが,副作用や抗菌薬使用による耐性誘導などに注意が必要である.
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