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増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ
2章 臨床感染症に関するガイドライン
気道感染症
鼻炎・副鼻腔炎(2012年,IDSA)
Clinical practice guideline for acute bacterial rhinosinusitis in children and adults
篠原 浩
1
1京都市立病院感染症内科
pp.1158-1165
発行日 2018年10月15日
Published Date 2018/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542201747
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POINT
●急性細菌性鼻副鼻腔炎(ABRS)の初期診断には,画像評価は有効性が低く,臨床症状・徴候による診断クライテリアを用いる.
●小児・成人のABRSの初期治療には,アモキシシリン・クラブラン酸(AMPC/CVA)が推奨されている.
●ABRSの症例で初期治療を開始し3〜5日間改善がない場合には,抗菌薬の変更,培養検査や画像検査を含めた再評価などの治療方針の変更を考慮する.
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