Salon deやなさん。・15
「講演とお酒と金屏風」
柳田 絵美衣
1,2
1慶應義塾大学医学部病理学教室
2慶應義塾大学医学部腫瘍センターゲノム医療ユニット
pp.1087
発行日 2018年9月15日
Published Date 2018/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542201734
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“もっと,もっと 病理学”という大胆かつ,心揺さぶられるテーマを掲げた日本臨床衛生検査技師会・平成30年度 第5回 北日本支部 病理部門研修会に講師として参加させていただきました.講演のタイトルは“病理とゲノム医療〜病理技師がその道を進むときは〜”で,ゲノム検査の専門用語や検査方法などの基礎的な説明,日本国内のがんゲノム医療の現状,がんゲノム医療の現場で働く臨床検査技師の業務内容などについて熱く,熱く語りました(熱すぎて,珍しく予定時間をオーバーしました.すみませんでした……猛省).
私が熱く熱く語っているにもかかわらず,目の前の席で居眠りしている人が…….仲のよい札幌の病理技師だった(怒).「演台のある舞台上から丸見えなんですけどね」と思いながら,講演終了.舞台を降りてすぐに「目の前で居眠りとは大胆だなぁ,おい!」と,居眠りをしていた友人本人の携帯電話にメールを送った.「いや〜,エミイちゃんの講演は相変わらず素晴らしい!」としらじらしい返事が(怒).「おい,丸見えだったぞ」と私から再度のお怒りメールに,「ここに来る前に,日本酒の試飲4杯もしちゃって……てへっ」と,悪びれもしない友人……おい.そう,今回のセミナー開催地は,日本酒がおいしい“新潟県”! まぁ,その気持ちもわかるが,4杯は飲み過ぎだろうよ(そのあと,友人は目が覚めたそうで,私の講演以外はしっかり聴いていた.最初から起きていなさいよ).
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