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今月の特集2 脂質検査の盲点
RLP-コレステロール測定法とその意義
Assay methods for measuring remnant lipoproteins and the clinical significance
山村 卓
1
1佛教大学保健医療技術学部
キーワード:
Ⅲ型高リポ蛋白血症(Ⅲ型高脂血症)
,
コレステロール(C)
,
動脈硬化惹起性リポ蛋白
,
レムナントリポ蛋白
,
レムナント様リポ蛋白コレステロール(RLP-C)
Keyword:
Ⅲ型高リポ蛋白血症(Ⅲ型高脂血症)
,
コレステロール(C)
,
動脈硬化惹起性リポ蛋白
,
レムナントリポ蛋白
,
レムナント様リポ蛋白コレステロール(RLP-C)
pp.1474-1482
発行日 2016年11月15日
Published Date 2016/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542201033
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Point
●TG-richリポ蛋白の中間代謝物であるレムナントリポ蛋白は動脈硬化惹起性リポ蛋白である.
●レムナントリポ蛋白の保険収載された定量法として,RLP-C(免疫吸着法−酵素法)とRLP-C(酵素法)〔RemL-C〕の2つの測定法がある.
●RLP-CとRemL-Cの測定値は良好な相関が認められるが,著しい高値検体では乖離が認められる.
●両測定法の特性と限界を理解したうえで,今後,多くの一般診療・臨床研究に応用されることが期待される.
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