Japanese
English
今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
乳房造影超音波検査の有用性
Usefulness of contrast-enhanced ultrasonography with sonazoid in breast tumor
尾本 きよか
1
,
蓬原 一茂
2
1自治医科大学附属さいたま医療センター総合医学1(臨床検査部)
2自治医科大学附属さいたま医療センター総合医学2(一般・消化器外科)
キーワード:
乳房造影超音波検査
,
ソナゾイド®
,
乳癌
,
センチネルリンパ節(SLN)
,
色素法
Keyword:
乳房造影超音波検査
,
ソナゾイド®
,
乳癌
,
センチネルリンパ節(SLN)
,
色素法
pp.856-861
発行日 2015年9月15日
Published Date 2015/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542200410
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
Point
●乳房超音波検査は,ソナゾイド®による造影検査を追加することで微細血管などの有用な画像情報を得られ,診断能が格段に向上する.
●乳房造影超音波検査は,乳腺腫瘤の良悪性判別だけでなく,乳癌浸潤部や乳管内成分の広がり診断,化学療法後の効果判定など,さまざまな用途で使用されている.
●ソナゾイド®を用いた造影超音波法による乳癌センチネルリンパ節同定法には被曝の危険がなく,安全,確実,簡単な,極めて有用な手法である.
Copyright © 2015, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.