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今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
TRLBC法によるセンチネルリンパ節の術中迅速診断―乳腺センチネルリンパ節を中心に
Tissue rinse liquid-based cytology, TRLBC. Application of LBC method for intraoperative evaluation of sentinel lymph nodes in breast cancer patients
平 紀代美
1
,
山城 勝重
1
1国立病院機構北海道がんセンター
キーワード:
液状化検体細胞診(LBC)
,
TRLBC
,
センチネルリンパ節(SLN)
,
迅速診断
,
CytoRichTM Red
Keyword:
液状化検体細胞診(LBC)
,
TRLBC
,
センチネルリンパ節(SLN)
,
迅速診断
,
CytoRichTM Red
pp.703-710
発行日 2014年6月15日
Published Date 2014/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542103922
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●液状化検体細胞診(LBC)は,極めて効率よく細胞を収集できる優れた方法であり,多くの非婦人科検体への応用も可能である.
●組織片をLBCの固定保存液の中で細胞を振るい落とし,それを使用してthin layer標本を作製するTRLBC法を開発した.
●確実な標本作製が可能で,特別な機器の整備を必要としないTRLBC法を,術中迅速診断として現実化した.
●TRLBC法は十分な感度を維持できることから,センチネルリンパ節(SLN)腫瘍細胞検出法として有用な方法であると考えられる.
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