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今月の特集2 血液細胞形態判読の極意
末梢血白血球形態の異常とその評価
Evaluation of peripheral white blood cell morphological abnormalities
常名 政弘
1
1東京大学医学部附属病院検査部
キーワード:
スキャッタグラム情報
,
乳酸脱水素酵素(LD)
,
反応性リンパ球
,
腫瘍性リンパ球
,
好塩基球数
Keyword:
スキャッタグラム情報
,
乳酸脱水素酵素(LD)
,
反応性リンパ球
,
腫瘍性リンパ球
,
好塩基球数
pp.680-687
発行日 2015年7月15日
Published Date 2015/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542200366
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Point
●血液細胞の鏡検において,異常細胞出現のシグナルを捉えることは非常に重要である.
●反応性リンパ球増加時は,さまざまな大きさのリンパ球がみられる.
●腫瘍性リンパ球の特徴は,単調で同一形態をとることが多いことである.
●慢性骨髄性白血病(CML)の特徴には,左方移動を伴った白血球数増加,好塩基球数増加,さらに血小板数増加が挙げられる.
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