樋野興夫の偉大なるお節介・12
『いい覚悟で生きる』—時代を動かすリーダーの胆力
樋野 興夫
1
1順天堂大学医学部 病理・腫瘍学
pp.1670-1671
発行日 2014年12月15日
Published Date 2014/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542200129
- 有料閲覧
- 文献概要
秋分の日(9月23日)「新渡戸・南原賞委員会主催シンポジウム:新渡戸・南原と現代の教養」(学士会館に於いて)が開催された.筆者は,「南原繁のリーダーシップに学ぶ〜時代を動かすリーダーの胆力〜」を講演する機会が与えられた.真の「胆力」の具体性について述べた.大いなる学びのときが与えられた.
翌日,「新渡戸基金維持会定例委員会」(国際文化会館に於いて)に出席した.
「新渡戸稲造の精神の継承」は,「現代の国際性・教養・教育」においても,大いに示唆に富むモデル事業であることを痛感した.まさに「せねばならぬ勤めならば,気軽く潔くすべし.何事も心地良く手をくだせば,よくはかどりてかつ身の疲労少なし」(『人生雑感』新渡戸稲造 著)の再確認のときでもあった.
Copyright © 2014, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.