今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり
扉
三浦 純子
pp.1033
発行日 2014年9月15日
Published Date 2014/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542104004
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この半世紀のME機器や情報科学分野の進歩はめざましく,“てんかんの診断”に必須の脳波はデジタル記録に変わり,ファイリングやペーパーレス化が進んでいるのは周知の事実です.脳波検査時に患者の様子をモニターで観察し,ビデオと脳波を同時記録することもルーティン化されています.今世紀に入り脳磁図や光トポグラフィも臨床応用されています.2010年にはてんかん発作型国際分類の発作型分類が改訂され,2013年にはてんかんに関係する道路交通法が改正されました.このような状況のなか,本特集は“てんかん”について,①分類,②長時間ビデオと脳波モニター,③光トポグラフィ,④脳磁図,⑤抗てんかん薬の血中濃度モニタリング,⑥遺伝,⑦子どものてんかんと社会生活,⑧交通事故について取り上げました.全てが必読の特集に仕上がっています.
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