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今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
抗CCP抗体検査の実際と問題点
Problems of anti-CCP antibody examination and actual
竹村 正男
1,2
1岐阜大学医学部附属病院 検査部
2京都大学大学院 医学研究科人間健康科学系専攻
キーワード:
関節リウマチ(RA)
,
抗シトルリン化ペプチド抗体(ACPA)
,
抗環状シトルリン化ペプチド抗体(抗CCP抗体)
,
ペプチジルアルギニンデイミナーゼ(PADI)
,
2010年ACR/EULAR新分類基準
Keyword:
関節リウマチ(RA)
,
抗シトルリン化ペプチド抗体(ACPA)
,
抗環状シトルリン化ペプチド抗体(抗CCP抗体)
,
ペプチジルアルギニンデイミナーゼ(PADI)
,
2010年ACR/EULAR新分類基準
pp.1018-1025
発行日 2014年9月15日
Published Date 2014/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542104002
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●関節リウマチ(RA)患者に出現する抗シトルリン化ペプチド抗体(ACPA)の測定は,抗CCP抗体検査として表現されている.
●ACPAの有無による予後推測と治療薬選定の可能性が模索され始めているが,その確立は今後の課題である.
●ペプチジルアルギニンデイミナーゼ(PADI)-4の変異がACPAの検査値にどのように影響を及ぼしているかが注目されている.
●2010年ACR/EULAR新分類基準ではACPAの検査値が重要なファクターであり,標準値の設定が必要である.
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