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今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
乳腺穿刺吸引細胞診における従来法とLBC法の細胞の見方―利点ならびに問題点について
Liquid-based cytology of breast aspiration cytology: advantages and disadvantages comparing with conventional method
畠 榮
1
,
福屋 美奈子
2
,
鹿股 直樹
3
,
森谷 卓也
3
1川崎医科大学附属川崎病院 病理部
2川崎医科大学附属病院 病院病理部
3川崎医科大学 病理学教室2
キーワード:
液状化検体細胞診(LBC)
,
乳腺穿刺吸引細胞診
,
細胞構築
Keyword:
液状化検体細胞診(LBC)
,
乳腺穿刺吸引細胞診
,
細胞構築
pp.685-692
発行日 2014年6月15日
Published Date 2014/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542103920
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●乳腺穿刺吸引細胞診における従来法とLiquid-based cytology法の細胞の見方について概説した.
●LBC法は診断に必要な大型細胞集塊や血管結合織,石灰化小体などの保持に優れている.
●LBC法では採取した器具を直接細胞保存液で洗浄し細胞を収集することで乾燥のない良好な標本が作製できる.
●LBC法は三次元的な組織構築を把握することができ,より正確な診断が可能と考えられる.
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