特集 はじめよう,検査説明
免疫
2 マイコプラズマ抗体の抗体価がPA法で80倍でしたが,感染と考えてよいですか?
橋本 好一
1
1自治医科大学附属病院臨床検査部
pp.1294-1295
発行日 2013年10月30日
Published Date 2013/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542103631
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1.マイコプラズマ感染症の診断法
1)補体結合反応(CF)
主にIgG(immunoglobulin G)抗体を検出する方法で,一般に発症後5~10日で抗体価が上昇し始める.初回測定で64倍以上,ペア血清で4倍以上の上昇を認めた場合,感染を示唆する.基準値は4倍以下である.
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