今月の主題
いわゆるPAP—マイコプラズマ肺炎を中心に
北本 治
1
1東大伝研内科
pp.1780-1784
発行日 1965年12月10日
Published Date 1965/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402201087
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
「原発性異型肺炎」(PAP)とは,正式には「原因不明原発性異型肺炎」(Primary atypical pneumoniae etiology unknown)といわれるものである。現在いわゆるPAPの原因としてMycoplasma pneumoniaeが約30〜5O%を占めることが,実証されるようになつた。したがつて,現段階での焦点はMycoplasma pneumoniaeによる肺炎であると考えられるので,以下それを中心に述べる。
Copyright © 1965, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.