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今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
検査情報からの新たなエビデンス創造―大規模データへのIT技術の応用
Creation of new evidence from clinical laboratory data─Application of IT technology to large-scale data
片岡 浩巳
1
1高知大学医学部附属医学情報センター
キーワード:
データウエアハウス(DWH)
,
SQL
,
データマイニング
,
ROC
,
クラスタリング
Keyword:
データウエアハウス(DWH)
,
SQL
,
データマイニング
,
ROC
,
クラスタリング
pp.510-517
発行日 2013年5月15日
Published Date 2013/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542103412
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■データマイニングは大規模なデータから有用なパターンや規則を発見する研究で,解析,可視化,評価の検証サイクルを回すことから有用な知識を発見することを目的とする.対象領域(医学)と解析の特性を理解して実施すべき研究分野である.
■診療データベースから新たなエビデンスを創造するには,信頼できるデータで構成されたデータウエアハウスの構築が不可欠である.
■大規模データを取り扱う場合は,データベースのSQLなどを用いたデータベース問い合わせが自由にできる技術をもつことが必須である.
■大規模データの解析では,膨大な計算量が必要とされるため,効率的で単純なアルゴリズムの組み合わせの繰り返しや,次元削減や要約などの情報処理技術を利用する.
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